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【完全版】安全な保育園を見極めるための見学・チェックポイント22選

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私は、最近まで仕事をしており、その間、子どもを保育園に預けていました。
私の住む自治体は、待機児童が多く、いわゆる激戦地域での保活(自分の子どもを保育園に入れるための活動)をしていたので、保育園探しは非常に大変なものでした。ですが、大切な我が子を預けるわけですから、安心安全な保育園を選びたいという一心で、認可と認可外の保育園を合わせて20施設の見学に行きました。

20施設も見学しに行くと、保育園によって特色がかなり異なり、その中にはよろしくない(自分には合っていない)保育園もいくつかありました。ここでは、そこで感じた安全な保育園を見極めるための見学・チェックポイント12選』をご紹介します。

また、実際に保育園に預けてから、「それ聞いていない。」「親の負担が多すぎる。」と保育園に不満を抱え後悔してしまうこともあります。親としては、当たり前として保育園にやってもらえると思っていたけど違った、、といったことがないように、『保育園が決まってから後悔しない(親に負担がかからない)ためのチェックポイント10選』をお教えしたいと思います。

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1.安全な保育園を見極めるため見学・チェックポイント12選!

ここ数年で保育園での悲惨な事故・事件をよく目にするようになりました。我が子が、、と想像してしまうと本当に胸が苦しくなりますよね。
我が子がそんな目に遭わないように、私たち保護者が保育園を見極める必要があり、そのためにも保育園の見学は重要です。私が、20もの保育園を見学して感じたことを踏まえ、安全な保育園を見極めるため見学・チェックポイントをお教えしたいと思います。

①見学申し込みの際の電話対応

保育園の見学を申し込みする際、基本は電話で申し込みを行います。その際の受け答えがしっかりされているかで、保育園の善し悪しがある程度は見えてきます。見学を快く受けてくれるか、見学の日時や段取りを漏れなく説明してくれるか、で人気の保育園か、保育園のしっかり度合などがある程度わかります。(申し込み時の電話応対が良好な施設は、実際に見学に行っても印象はよかったです。)
是非、電話の応対にも着目してみてください。

②園長先生はしっかりされているか。親との相性。

見学に行くと園長先生、または、施設長(受け入れ責任者)が説明をしてくれることがほとんどです。
その時の説明や質問への応対で、仕事をしている親への寄り添い方、保育への考え方などが見えてくるはずです。園長先生がしっかりされている方だと、保育園の雰囲気もよく、園の連携がしっかりされて可能性が高いです。
実際に保育園に通いだしてから、(当初予定とは異なり)仕事の都合などで保育時間の延長など相談事が出てくる場合もあり、その際は保育士の方ではなく園長先生等と調整する必要があります。そのため、親との相性は重要ですので、その点も確認しておいてください。

③保育士さんや従業員が挨拶をしてくれるか

見学に行くと保育士・従業員の方とすれ違うでしょう。その際、挨拶をしてくれるか確認をしましょう。私が見学した保育園のうち一部、挨拶をしてくれない方もいらっしゃいました。やはり、挨拶をしない方がいる保育園は、雰囲気が悪く、園長先生の印象もよいと思えるものではなかったです。

④地震などの自然災害時の対策

避難場所、親への連絡方法、遠方で親が仕事をしている場合の対策などをしっかりと聞いておきましょう。普段から災害時の対策をされている保育園では、詳細を説明してくれます。

⑤施設内がきれいか。片付いているか。

施設内が清潔か、床がきれいか、おもちゃなどが片付けられているかを自分の目で確かめましょう。清潔感がない場合、保育士さんが足りていない可能性があり、また不衛生のため感染症対策がとれていない可能性があります。

⑥保育園の先生が何人いるか。園児は何人いるか。

国が定める配置基準(こどもの人数に対する園児の人数)が決められており、国の配置基準は以下の通りです。

こどもの年齢こどもの人数保育士の人数
0歳児3人1人
1~2歳児6人1人
3歳児20人1人
4歳児以上30人1人
表:国が定める配置基準

保育士の数が足りているか確認するためにも、年齢(クラス)ごとの保育士の人数、こどもの人数を確認しておきましょう。

⑦担当の先生は決まっているか

小さい子どもはまず先生との関係性を築こうとします。その担任の先生が固定しまっていると担任の先生がお休みの時に子どもたちが混乱してしまいます。また、先生が休みづらく保育の質の低下につながります。
さらに(これはあくまでも個人的な意見ですが)、担当の先生が決まっていると保育園全体で子どもを見守る意識が低下してしまうと考えます。というのも、私が実際にある保育園を見学したときに、保育園の玄関で子どもがずっと泣いており、園長先生が「今日担任の先生が休んでるからずっとこんな感じなんです」と言ってその子を放置していたのです。保育園全体で子どもを見守る意識があれば、その子はそんなに泣かないでしょうし、少なくとも放置するようなことはしないでしょう。
年齢(クラス)によって担任が設けられることはよくあることですが、担任が複数いるか、先生と子どものかかわりなどを確認しておきましょう。

⑧有資格者か

認可保育園に比べ、認可外保育園では保育士の資格を持っている割合が少ない場合がありますので、しっかりと確認しておきましょう。

⑨安全・セキュリティ対策はされているか

入口の施錠などのセキュリティ対策、施設内のドア、階段、段差、棚(固定されているか)、角(コーナーガード)などの安全対策がしっかりされているかチェックしましょう。

⑩アレルギー対策や薬の投薬について

食物アレルギーの対応可否を確認しておきましょう。
また、薬の投薬を代わりに実施してくれるか確認しておきましょう(または、投薬についての考え方について確認しておきましょう)。

⑪園庭はあるか、園外にはいくか

小規模保育園の場合、園庭が設けられていないため、園外の公園に行くことがほとんどです。散歩途中に事故に遭うことも考えられますので、園外に行く場合は、どこの公園にいくのかなども確認しましょう。また散歩時の保育士の付き添い人数も確認しておきましょう。

⑫コロナウィルス感染防止対策

保育園でのコロナウィルス感染防止対策について確認しておきましょう。また、子どもにマスクを着用させるのか、否かについても確認しておきましょう。

2.保育園が決まってから後悔しない(親に負担がかからない)ためのチェックポイント10選

実際に保育園が決まってから、説明会が行われ詳細な説明を受けますが、「それ聞いていない。親の負担が多すぎる。」と思ってしまうことや、親としては、当然保育園にやってもらえると思っていたけど違った、と認識の不一致が出てくることもあります。保育園が決まってから後悔しないためにもチェックポイント10選をお教えしたいと思います。

①登園の持ち物

保育園で用意するものを予め確認しておきましょう。園の方針によっては、市販のものではなく、作ったものを用意するよう言われるものもあります。(例:昼食時に使用する前掛けなど)

②保護者会はあるか

保護者会が行われるケースもあります。実施有無を確認しておきましょう。実施する場合は、頻度も確認しておきましょう。

③保護者の参加行事

保護者が参加必要な行事を確認しておきましょう。また、行事は平日か休日かも確認しましょう。
(私の場合は、コロナ感染防止対策の観点で参加行事が一切なく、子どもが園で過ごしている様子が見れなかったので、それはそれで悲しかったです。)

④トイトレは実施してくれるか、紙おむつか。

トイトレはとても負担がかかるものです。保育園でトイトレの練習をしてくれるのか確認しましょう。また、保育園によっては、0歳後半からおむつは使用禁止で、布パンツを使用するという施設もありましたので、トイトレに対する園での方針を確かめましょう。

⑤紙おむつは保育園で処分をしてくれるか。

紙おむつの処分にはお金がかかるため、各家庭に処分をお願いされる保育園もあります。
低年齢のうちはおむつ替えが頻繁にありますので、大量の使用済みおむつを持ち帰るとなればストレスがかかり、夏の蒸し暑い時期ですと、臭い漏れの心配もあります。
保育園で処分してくれるのか否かを確認しておきましょう。
(各家庭で処分をお願いする理由には、お金がかかるの他に「こどもの排泄の量を親が確認できるように」という背景ものあげられるそうですが、仕事から帰ってきておむつの中をわざわざ見る人はほとんどいませんので、家での処分は単なるストレスとしか思えません)

⑥給食か、弁当か、園内で給食を作るか

給食か、弁当持参かを確認しましょう。幼稚園(認定こども園)と提携している保育園では、幼稚園から給食が配膳されるため、幼稚園が休園時期(夏休み)は、弁当持参が必要な場合があります。保育園内で給食を作っている場合は、年中給食の場合が高いです。

⑦保育料以外にかかるお金

認可保育園は自治体に決められたお金を支払いますが、その他持ち物や、保育充実費として+α請求してくる保育園もありますので、しっかりと確認しましょう。聞かないと教えてくれない場合が多いです。

⑧気象警報・注意報への対応

大雨警報や波浪警報等が発令されても仕事は休みにはなりません。ですが、保育士や園児の安全のために、当該自治体や近隣自治体に警報が発令された場合、休園となってしまう保育園もあります。
休園になる時はどんな時か確認しておきましょう。

⑨(小規模保育園の場合)提携先保育園・認定こども園の有無

小規模保育園の場合、対象年齢がおよそ0歳~2歳までで、それ以降は転園が必要になります。提携している保育園・認定こども園(優先して受け入れてくれる)があるか、保育園探しに保育園が協力してくれるかなどを確認しておきましょう。転園の時は、仕事をしながらの保活になりますので、なるべく負担が小さい方がいいです。

⑩自宅や職場から近いか(通いやすいか)

家から近い、または会社に近い方がよいです。激戦地区で保活をしていると多少遠くても良いや!と思ってしまいがちですが、最初は我慢できたとしても、長期間となるとつらくなります。また、子どもがいやいや期に差し掛かると身支度も進まなくなり、会社に遅刻してしまうことも多々あるでしょう。保活激戦区の場合、スムーズな転園は難しいですので、長期間通える場所かどうかを考えてみましょう。

3.保育園を申し込む前に、見学は重要!!

ほとんどの方は、子どもが0歳~1歳の時に保育園の見学を行うと思いますが、小さい子どもを連れての保活ですので大変です。見学が億劫になってしまうこともあるかもしれませんが、やはり、見学してみないと情報が入ってきませんし、いざ子ども身に何かあってからでは遅いです。

私は、激戦区での保活でしたので市役所の方には「希望の保育園には行けないと思っておいてください。そもそも通らない可能性が高い。」と言われてました。ただ、私は、『希望しない保育園に預けるくらいなら、仕事は辞める。』そんな覚悟で保育園を見学していきました。

見学をいくつかしていく中で自分の中で保育園選びの重要なポイントが見えてきます。重要なポイントにも優先順位をつけて、希望する保育園を見つけていってください。

4.認可保育園と認可外保育園を並行して探す

激戦区では、認可保育園だけではなく認可外保育園の見学も行いましょう。待機児童が多い地区でしたら、認可外保育園もいっぱいでキャンセル待ちとなる場合が多いですが、認可外保育園の場合は先着順になりますので、良いと思ったら認可外保育園に申し込みしキャンセル待ちをしましょう。
(認可保育園に合格したら、認可保育園を優先することもしっかり伝えておきましょう。)

5.申し込み時期

認可保育園の場合は、4月1日入園であれば前年の10月から11月頃に申し込みを開始する自治体がほとんどとなります。(申し込み期間は、2週間から1か月程度)
そのため、保育園の見学は、6月~9月までに実施しておくとよいでしょう。ただ、6月~9月は夏ですので、子どもを抱っこしながら保育園を見学していくことになり、とても大変です。また、その時期は、見学の申し込みが殺到します。それより前に見学しておくと、比較的ゆったりと見学ができるでしょう。

6.さいごに

私は、保活と就活は似ているなと感じました。市役所に相談したり、保育園の説明会に参加したりと、、、保育園から合格の連絡がきたときは、この上なくうれしかったですね。笑

私は、運よく希望する保育園に通えることになり、子どもはすくすくと育ってくれました。保育士さんには、私の至らないところをいつもカバーしていただき、私より子どものことを理解してくれてるな~と感謝の気持ちでいっぱいです。

私は20施設もの保育園を見学しましたが、これは多い方です(周りに聞いてもそんなに見学をした方はいませんでした)。立地条件などを見極めながら、まずは5施設は見学しておいた方がよいでしょう。それでも希望する保育園が見つかれなければ、さらに視野を広げ見学していったらよいかと思います。
良い保育園を見つけるために、見学は重要ですので、しっかりと見学して見極めていきましょう!


以上

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