(本記事は、2024年6月12日に更新したものです)
「ビオレu 泡ハンドソープ」は、手肌に優しく、お手頃価格なので、使われている方も多いのではないでしょうか。
そんな「ビオレu 泡ハンドソープ」に、専用のオートディスペンサー『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープ ディスペンサー』が、2023年10月7日に発売されました。
『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』の使用感としては、「泡がきめ細かい」「電池式なのに、まるごと洗えて衛生的」です。
他メーカ(2社)のディスペンサーを使用してきた私が、実際に『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』を使ってみて感じたメリット・デメリットについて、ご紹介します。
1.『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープ ディスペンサー』の製品情報
『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープ ディスペンサー』の基本的な製品情報は以下の通りです。
メーカ | 花王株式会社 |
商品名 | ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー 本体+つめかえ用430ml |
セット内容 | ・ビオレu 泡ハンドソープ専用オートディスペンサー本体(家庭用)1台 ・ビオレu 泡ハンドソープ つめかえ用430ml 1個 ・単4形アルカリ乾電池 4本 ・取扱説明書:1部 |
価格(Amazon調べ) | 2,728円(税込) |
本体:タンク容量 | 約250ml |
本体:外形寸法 | 幅86mm、奥行130mm、高さ167mm |
本体:材質 | 本体外装:ABS、内部タンク:PE |
本体:色 | ホワイト |
電源 | 単4形アルカリ乾電池4本 |
対象 | ビオレu泡ハンドソープ専用 |
2023年10月20日現在、ディスペンサー本体だけの単品販売はなく、ハンドソープとのセット販売となります。
メーカー公式としては、「ビオレu泡ハンドソープ」専用のディスペンサーとしては販売されていますので、それ以外のハンドソープを利用されている方は注意してください。
2.『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』のデメリット
まず、私が、『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』を実際に利用して感じたデメリットについてご紹介します。
電源ボタンと洗剤残量メモリが本体後ろにある
他メーカのディスペンサーの多くは、ディスペンサーの電源が、本体の上部に。残量メモリは、正面から見えるようになっています。
一方、ビオレuでは、電源ボタンと洗剤残量メモリが本体の後ろにあります。
清掃する際にディスペンサーの電源を切りますが、後ろに電源があることで、本体を持ってから電源を切ることになります。その際に、間違って泡が出てきてしまいます。
また、本体の後ろを見る習慣がないので、気づいたらハンドソープが底をついてしまったなんてことも。
タンクの中が洗いにくい
タンクの入口が小さいです。
ハンドソープを入れるのには問題はありませんが、タンク内をしっかり清掃したい場合には、手やスポンジが入りませんからしっかり洗えませんし、乾燥させるのにも一苦労です。
ビオレu 泡ハンドソープ専用
「ビオレu 泡ハンドソープ」専用のディスペンサーとなります。
「ビオレu 泡ハンドソープ」以外のものを入れると、泡にならない・故障の原因になります。
万一、他のものを入れて故障した場合には、保証期間(購入から1年)内であっても無償対応をしてもらえませんので、注意しましょう。
洗剤がなくなるのが早い
『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』のタンク容量は250mlで、他メーカとほぼ変わらないにも関わらず、洗剤が無くなるスピードが早く感じます。
私は、3人家族ですが、1・2週間間隔で洗剤を詰め替えています。
3.『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』のメリット
次に、私が、『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』を実際に利用して感じたメリットについてご紹介します。
電池式で、すぐに使える
ビオレuは、電池式(単4形アルカリ乾電池4本)です。
他メーカのディスペンサーは、充電式が多いです。
水回りで使用することから、充電式を希望される方も多いと思いますが、充電式だと、充電している間は使えません。
電池式であれば、電池の交換をすればすぐに使えますので、個人的には便利だと思います。
防水機能が搭載!まるごと洗えて、衛生的
ビオレuは、IPX6相当の耐水形です。
IPX6はあらゆる方向から水を強く噴きつけても故障しないレベルで、完全防水の機器と呼ぶことができます。2.5メートルから3メートルの位置から毎分100リットルの水をかけても耐えられるため、非常に高性能な防水機能を備えているといえるでしょう。
防水機能のIPXとは?AirPods ProはIPXなに? | 家電小ネタ帳 | 株式会社ノジマ サポートサイト (nojima.co.jp)
ディスペンサーは、通常洗面台やキッチンなど、水はねの多い場所で使用しますから、高い防水機能が備わっているのは嬉しい。また、本体をまるごと洗えてしまうので、衛生的にも安心です。
メーカーは、業界トップクラスの花王!だから、安心して使える!
Amazon.ne.jpや楽天市場で販売されている、ディスペンサーの多くは、よく知らない海外メーカです。保証付きであったとしても、不具合時の対応には不安があります。
それに比べて、ビオレuは、化学業界国内トップクラスの花王株式会社から発売されています。
性能に対してはもちろんのこと、万一故障した場合のことを考えても、安心して使うことができます。
泡の量を2段階で調整可能!途中で止めることもできる
泡の量を2段階「約1.5ml(標準)」「約1.0ml(少なめ)」に調整することができます。
また、途中で手を引くと、泡を止めることもできます。
感知性能が高いので、途中で手を引くと、ピタっと泡が止まりますよ。
泡切れが良い
ビオレuは、泡切れがとにかく良いです。
他メーカのディスペンサーでは、泡切れが悪いがために、「センサーに泡が付着して、センサーが感知しなくなる」「電源がOFFになる」または、「誤動作をしてしまう」ことがあります。
一方、ビオレuは、泡切れがよいので、センサーに泡が付着してしまう心配もありません。万一、泡が付着しても、本体を洗えばすぐに使用を再開することができます。
真っ白で、ころんとしたフォルム。インテリアの邪魔にならない
ビオレuは、真っ白で、ころんとしたフォルムがとてもかわいく、インテリアの邪魔にならないのが良いです。
耐久性に優れている
ディスペンサーの一番の課題は、その耐久性。
私がこれまで使用してきた他メーカのディスペンサー(2台)は、どちらも1年未満で壊れてしまいました。
私が『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』を使い始めて10か月以上経ちましたが、落としても破損することなく、泡切れも良好で、しっかり動いています。
10か月フル稼働しても、電池交換はたったの1回だけ。
『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』は、壊れる気配が全くなく、耐久性に優れていると私は考えています。
4.口コミで低評価「電源ランプが白く点滅する」は、先行発売品だけ
ネットショッピングの口コミを見ていると、「電源ランプが、約5秒間に1回の頻度で、白く点滅する」という低評価のコメントがよく書かれています。
『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』は、一部店舗においては2022年11月から企画品として先行販売されていました。
実は、表2の通り、「22年11月先行発売品」と「23年10月発売品」では、「電源ON時に電源ランプが点滅する」機能について、仕様差があります。
22年11月先行発売品 | 23年10月発売品 | |
電源ランプの点滅(電源ON時) | 機能あり | 機能あり |
点滅を消す方法 | なし(消せない) | あり(消せる) |
どちらも「電源ON時に電源ランプが点滅する」機能は搭載されていますが、点滅を消せるのは「23年10月発売品」だけです。
以下の通り、商品名で「22年11月先行発売品」と「23年10月発売品」の区別が可能ですので、必ず商品名を確認した上で購入するようにしましょう。
23年10月になった今でも、22年先行発売品がAmazon.ne.jpや楽天市場から購入できるようになっていますので、注意をしましょう!
↓「電源ランプが白く点滅する(常時)」事象については、以下記事をご覧ください。
5.『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープディスペンサー』の口コミ
『ビオレu 自動で出る泡ハンドソープ ディスペンサー』の口コミを調べた結果は、以下の通りです。
・センサーが下にあるので、誤作動が少ない
・まるごと洗えるのがうれしい
・泡がきめ細かい
・真っ白な見た目がおしゃれ
・他メーカに比べて、ランニングコストが安い
・カラーバリエーションが白のみ
・単4電池でなく、単3電池にしてほしかった
以上のように、「誤動作が少ない」「泡がきめ細かい」など機能面に関する高評価が多かったです。
しかし、「単4電池ではなく、単3電池にしてほしい」や「カラーバリエーションが少ない」など仕様面において改善を求める声もありました。
6.保証期間は1年!
ビオレuは、取扱説明書に従った正常な使用状態で、保証期間(購入から1年間)内で故障した場合は、無償で対応してくれますので、ご安心ください。
7.さいごに
いかがでしたでしょうか。
ビオレuは、「IPX6相当の耐水形」「泡切れが良い」「電池式」など機能面は、とても優れています。
今お使いのディスペンサーに不満を感じらている方、初めてディスペンサーを購入される方は、是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
以上