私は、2019年から、日立製のドラム式洗濯乾燥機(型番:BD-SX110)を使っています。
約3年間使ってみた感想は、『風アイロン機能は、素晴らしい』、だけど、『音がうるさく、振動が激しい』『臭い』です。だから、『もう、日立製の洗濯機は買わない。』と決意しています。
ここでは、3年間使ってみた、レビュー評価を、以下の通り記載しますので、ドラム式洗濯乾燥機のご購入を考えられている方は、是非参考にしてみてください。
日立のドラム式洗濯乾燥機:メリット&デメリット
1.メリット(良いところ)
まず、最初にメリット(良いところ)をご紹介します。
①『風アイロン』機能が超優秀
『風アイロン』機能は、乾燥機能を利用する際、衣類がシワになりにくくきれいに仕上がる、というのが特徴です。
私は、洗濯乾燥機を購入する前は、”洗濯乾燥機は衣類が絡まってしまう”というイメージを持っていました。しかし、本洗濯機は、Panasonic(パナソニック)と比べても、衣類がシワになりにくい、と評価が高く、私も、「衣類が絡まりにくく、シワになりにくい!」と実感しています。
次の写真が、洗濯乾燥機を掛けた直後の洗濯物(子どものパジャマ、タオル)です。シワがなく、絡まってもいません。子どものパジャマは特に、アイロンを掛けたような仕上がりですよね。
②液体洗剤、柔軟剤の自動投入
今となっては、自動投入機能は、どのメーカーでも搭載されていますが、とても便利です。洗剤・柔軟剤の入れ過ぎや、入れ忘れも防止できますし、洗剤の入れるタイミングも考える必要もありません。
一回経験してしまうと、癖になってしまう、無くてはならない機能です。
2.デメリット(悪いところ)
次に、デメリットについて、ご紹介いたします。
①振動・振動音が激しい
振動が激しく、洗濯機が左右に小刻みに揺れます。そして、まるで工事現場にいるかのような、振動音が、家中に響き渡ります。
『洗い→すすぎ→脱水→乾燥』の順に進んでいきますが、すすぎ・脱水・乾燥時において、「ドドドドドドド」「ドンドン」「ガタガタガタ」といった音と振動が響き渡ります。
私は、70平米の小さなマンションに住んでいますが、浴室やリビングのドアをすべて閉めても、リビングまで振動や振動音が響いてくるのです。これは、完全に”騒音”ですね。
使い始めは、ここまでうるさいとは感じていませんでしたが、”騒音”で耐えきれなくなったのは、使用して1年半を経過してからの事です。私の友人も同じ型番の洗濯機を使用していますが、同じ事象が発生しているようです。
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②洗濯途中で扉が開いてしまう
使用してから1年半を過ぎ、洗濯途中で扉が開く事象が数回発生しました。洗濯・すすぎ・脱水まで終え、乾燥の段階で、「ドンッ」という大きな音が鳴り、見てみると洗濯機の扉が開いていました。
メーカ修理により、現在修復済みですが、正直あり得ないですよね。
⑤フィルターの掃除がしにくい
乾燥フィルターの掃除がしにくく、毎回掃除が必要です。また、フィルターだけでなく、奥側(写真の赤枠)にも、埃が溜まってしまうのですが、この掃除がしにくい。
フィルター奥に埃が溜まってしまうと、洗濯時間が長くなり、洗濯~乾燥まで通常2.5~3時間のところが、4時間以上かかるようになります。最長6時間かかりました。
※最新の洗濯乾燥機・BD-STX120では、乾燥フィルターがなくなり、糸くずフィルターに集約されたそうです。そのため、お手入れは、月1回で良いみたいです。
⑥下水から臭いが部屋に充満する
乾燥時の排風を下水に流す設計になっているので、下水からの臭いが部屋に充満することがあります。
私の場合は、使い始めは、臭いを感じませんでしたが、半年が経過してからたまに臭いを感じるように。。排水口を掃除しても何にもならず、日立の対処法をすべて試しましたが、残念ながら効果は見られませんでした。
最後に
いかがでしたでしょうか。
まず、集合住宅にお住まいの方には、振動音が大きい日立の洗濯乾燥機はおすすめしません。近隣の方にご迷惑が掛かり、トラブルの原因になる可能性があるからです。
戸建てにお住まいで、騒音もさほど気にする必要がなく、”衣類のシワになりにくさ”を重視したい!”という方には、日立の洗濯乾燥機を利用されても、良いかもしれません。
ただ、購入の際には、万一に備えて、家電量販店の長期保証に入ることをお勧めします。
私の購入した製品は、2019年製ですが、それから3年経過していますので、現在は改良されているかもしれません。ドラム式洗濯乾燥機は、高額ですので、他社メーカとしっかり比較検討の上、後悔しないよう洗濯機選びをしてください。
以上