(本記事は、2024年3月1日に更新したものです。)
2024年1月に、ある来場者が、「レゴランド入場の際に不当な扱いを受けた」とX(旧Twitter)への投稿。それに対して、レゴランドジャパン社長が、その来場者に対しダイレクトメッセージを送信。そのスクリーンショットを社長自ら一般公開し、炎上問題が起きました。
この炎上問題をはじめ、2017年4月1日開業当初から評判の悪い「レゴランド・ジャパン」。
初めて「レゴランド・ジャパン」に訪れる方は、本当に行っても良いのか不安になっちゃいますよね。
私は、炎上問題の起きた直後の2024年2月に、「レゴランド・ジャパン」に2日間訪れました。
「レゴランド・ジャパン」に2日間訪れた感想は、「人が空いていて、疲れない!」「5歳の息子が、とにかく楽しんでくれた!」と満足しています。
本記事では、私が、実際にレゴランド・ジャパンに行った感想をとデメリットに分けて解説していきます。
1.レゴランド・ジャパンの良いところ
レゴランド・ジャパンの良いところは、以下の通りです。
アトラクションの待ち時間が短い
アトラクションの待ち時間は、平日で「0~5分」、(連休ではない)土日で「0~15分」です。
2024年2月の土曜日に、「カイ・スカイ・マスター」 に並ぶ列を撮影したものが次の写真です。
カイ・スカイ・マスターは、レゴニンジャゴー・ワールドエリアにある人気アトラクションになりますが、それでも待ち時間は10分程度と短いです。
園内が混雑していないので、疲れにくい
上の写真は、2024年2月の平日・土曜日に、園内を撮影した様子です。
とても空いていて、「人混みで疲れる」こともありません。
ベンチも空いているので、小さなお子様がいるご家庭や妊娠されている方が、しっかり休むことができますよ!
小さい子どもでも、体験できるアトラクションが多い
レゴランド・ジャパンでは、大人の付き添いがあれば、ほとんどのアトラクションを体験することができます。
→体験可能なアトラクションは、レゴランド公式HPから確認できます。
そのため、小さなお子様を連れたご家族全員が、一度に楽しむことができます。
待ち時間が短い、かつ、体験できるアトラクションが多いこともあり、私が訪れた2日間とも、小さな子どもがグズッている姿は見かけませんでした。
レゴランドならではのワークショップが楽しめる!
レゴランドでは、レゴブロックで遊べるワークショップがたくさんあります。
参加料金は無料で、大人も一緒に参加することができます。
→ワークショップに参加するには、公式サイトから予約が必要です。
手荷物検査がない
ディズニーランドや、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、入場時に手荷物検査があります。
検査員によっては、時間がかかってしまうこともあり、「早く入りたいのに!」とイライラしてしまうことも。
それに対して、レゴランドジャパンでは、入場時の手荷物検査がないので、スムーズに入場することができます。
2.レゴランド・ジャパンの悪いところ
次に、レゴランド・ジャパンの悪いところについて、解説していきます。
スリルのあるアトラクションは少なめ
レゴランドジャパンの対象年齢は、2歳~12歳となります。
そのため、大人の付き添いがあれば、小さなお子様でも、ほとんどのアトラクションを体験できるようになっています。
その反面、レゴランドジャパンで、スリルを味わえるアトラクションは、「フライング・ニンジャゴー」「ザ・ドラゴン」の2つのみ。
大人には、少し物足りないと感じてしまうでしょう。
レゴランドジャパンは、小さなお子様が主体となって楽しめるテーマパークであることを理解した上で、訪れた方が良いでしょう。
平日などの閑散期は、休止のレストランやアトラクションも。
混雑していない日は、レストランが閉まっていたり、アトラクションが休止となっていたりします。
他のテーマパークでは、公式HPなどで休止情報の確認ができますが、レゴランドジャパンでは、現地のアトラクションやレストラン前の張り紙で知ることになります。
ちなみに、レゴランドジャパンのエントランス付近にあるレストランは、土曜日にも関わらず、営業時間が短めでした。
レゴランドの世界観を味わえない
ディズニーランドやユニバーサル・ジャパンでは、その独特の世界観に入れるような工夫が施されていて、大人でもワクワクしちゃう仕掛けがたくさん。
一方、レゴランドジャパンは、レゴブロックで作られたオブジェが飾られてはいますが、中から外の道路が見えてしまったりと、他のテーマパークと比較すると、その世界観作りに手抜き感がありました。
やはり、レゴランドジャパンは、通常の遊園地とは違い、レゴをモチーフにしたテーマパークです。
そのため、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのような世界観作りを期待してしまいます。
レゴランド・ジャパン限定商品が少なめ
お土産ショップには、レゴランド・ジャパンでしか買えない限定商品は少なく、数えるほどしかありません。
店頭に並んでいる殆どの商品は、近所のおもちゃ屋やネットショッピングで買えるものばかりで、真新しさはありません。
3.レゴランド・ジャパンの入園料は、高い?安い?
レゴランド・ジャパンは、開業当初から「入場料が高い」と言われてきました。
他の人気テーマパーク「ディズニーランド」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「富士急ハイランド」の1日パスポート料金を、次の表の通り比較してみました。
レゴランド・ジャパン | ディズニーランド | ユニバーサル・スタジオ・ジャパン | 富士急ハイランド |
大人(19才~): | 大人(18才~) | 大人(12才~) | 大人(18~64才) |
5,300-7,500円 | 7,900-10,900円 | 8,600-10,900円 | 6,000-7,800円 |
子ども(3~18才) | 子ども | 子ども(4~11才) | 子ども |
4,100-5,100円 | 中高生: 6,600-9,000円 4~11才: 4,700-5,600円 | 5,600-6,800円 | 中高生: 5,500-7,300円 小学生: 4,400-5,000円 1歳~未就学: 2,100円-2,500円 |
上の表からわかるように、レゴランド・ジャパンは、他の人気テーマパークよりも、手頃価格に設定されています。
レゴランド・ジャパンのアトラクションのほとんどは、大人の付き添いさえあれば幼児でも体験できるものばかり。
一方、他のテーマパークでは、そのアトラクションの多くは、身長・年齢制限が設けられています。
以上のことからも、レゴランド・ジャパンの入場料金の設定は、小さなお子様がいるご家庭にとっては、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
4.飲食物の持ち込みNGは、他のテーマパークとほぼ同じ
レゴランド・ジャパン開業当初は、水筒などの持ち込みも禁止されていました。
その後見直され、今では、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンとほぼ同じルールとなっています。
×持ち込み不可 | 〇持ち込み可 |
・ビン・缶類の飲料 ・アルコール類 ・弁当、おにぎり、お菓子類等食べ物 | ・離乳食 ・(食物アレルギーの方限定)弁当 ・(約500ml程度)の水筒またはペットボトル |
5.レゴランド・ジャパンのスタッフは接客は「普通」
レゴランド・ジャパンのスタッフの対応は「普通」です。
ディズニーランドのような異世界観を味わえる接客はありませんが、レゴランド・ジャパンは、可もなく、不可もなく、地元の遊園地レベルといった感じです。
ただ、他のテーマパークは違い、髪色が「赤」「紫」など、派手に染められている方が多く、見た目の自由度が高い印象でした。
6.レゴランド・ジャパンのレストランの味は「普通に美味しい」
私は、「ブリック・ハウス・バーガー」で昼食を取りました。
園内のレストランの味は「普通に美味しい」です。
レゴランド・ジャパンに訪れたら、おそらく1回は食べるであろう「レゴポテト」。
レゴポテトにはほぼ塩味がないので、子どもにとっては最高ですが、大人にとっては物足りないかもしれません。
上の写真は、てりやきバーガーセット 税込1,700円。
テーマパークの特別価格となり少し高めですが、これは他のテーマパークも同じでしょう。
7.さいごに
いかがでしたでしょうか。
私が実際にレゴランド・ジャパンを訪れた感想は、「待ち時間がほぼ0で、子どもがグズらず最高」「とにかく空いているので、疲れにくい」「子どもが終始ご機嫌なので、うれしい!」です。
5歳の我が子は、レゴランド・ジャパンで過ごす2日間が楽しかったようで、「また行きたい!」と言っています。
レゴランド・ジャパンは、大人がスリルを味わえるアトラクションは少なめですが、小さい子どもが体験できるアトラクションが多め!
だからこそ、小さな子どもが暇を持て余すことがないので、子どもの機嫌が悪くなるリスクは少ないのかなと思います。
レゴランド・ジャパンは、小さなお子様がいるご家庭には本当にオススメですので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
以上