私は、約10年務めた会社を昨年退職し、現在子育てに専念しています。
退職して約1年経ち、退職したことには後悔はしていませんが、退職する前の準備が不足していたなと思う事が多々ありました。
「仕事を辞めたい」、「子育てに専念したい」と思われている方が、会社を退職する前に準備(心構え)しておいてほしい事、をまとめました。
会社を辞めても良いのか迷っている方にとっても、一つの判断材料にしていただければと思います。
1.会社を辞める前に準備(心構え)しておくこと
会社を辞めて、子育てに専念する前に、準備・実践してほしいことや心構えは、以下6つです。
(1)少しでも、転職活動をしてみましょう
会社を辞める前に、転職活動をしてみましょう。
会社を辞めてから、「やっぱり私には仕事するのが向いている」と思って転職活動しても、子どもが未就学児の場合は特に、時間がないため難しいです。
子どもが、保育園から幼稚園へ転園する場合でも、幼稚園での保育時間は、基本9:00~14:00までしかなく、夏季休暇など長期休みもあると自由に行動ができません。
(2)子どもにかかる教育費用を計算してみましょう
子どもが1人に必要な教育資金の目安は、一般的に1,000万円~2,000万円必要ともいわれています。
「私学や習い事に通わせたい」と思うのであれば、さらにお金が必要になってきます。
夫の収入だけで、自身が満足できる教育費用を捻出できるのか、計算しておきましょう。
(3)収支計画をしっかり立てましょう
共働きで仕事が忙しいとなると、お金の使い方がルーズになりがちです。
退職してすぐには、働いていた時の金銭感覚が抜けないので、退職する前から、支出の見直しをしてみましょう。
参考までに、年間収支計画表を作成してみましたので、お役立てください。
(4)退職後のプランを明確にしましょう
転職しない場合、退職後のプランを明確にしましょう。
これまで仕事を頑張ってきた方は、そして子育てに専念したいと思われる方は、仕事も、家事も、育児もすべてにおいてプライドが高い方だと思います。
仕事を辞めた後に、立派に、家事や育児をしていたとしても、慣れていたこれまでの日常と違うので、「何をやっているんだろう?」と不安になってなってしまう事があります。
”育児にひと段落ついたら”、”子どもが幼稚園・小学校に行っている間だけ”など時期を定め、今後のプランを立てておきましょう。
(5)夫婦間でしっかりと会話しましょう
会社を辞めるには、家族、特に夫の理解が必要になります。
・お金の面では、買いたいものが買えないなど、我慢が必要になることも多くなるでしょう。
・子育ての面では、以前よりも、妻任せになってしまったりすることもあるでしょう。
夫婦の価値観、仕事を辞めてからのプランをしっかりと共有しておきましょう。
(6)自分の時間をどれだけ確保できるのか、把握しておきましょう
子どもが未就学児の場合は、保育園(認定こども園)から幼稚園に転園した場合、9時~14時の5時間しか、基本は預けることができません。
保育園に通っている時にはなかった、夏休みや冬休みなどの長期休暇は、自分時間が確保できないので、相当な覚悟が必要になります。
仕事をしている時は、子どもと離れている時間が長かったので、「子どもと長く一緒に居たい」と最初は思っていても、それがずっとになってしまうと、どうしてもストレスが溜まってしまいます。
自分の時間、一人になれる時間がどれぐらいなのか、あらかじめ把握、覚悟しておくほうがよいでしょう。
2.さいごに
いかがでしたでしょうか?
会社を辞める前に準備(心構え)しておくことは、以下6つです。
私は、会社を辞めた事を後悔していません。
それは、子どもの問題行動が無くなり、自分のやりたい事が見つけられたからです。
ただ、ふと、「仕事を続けていたら、どうなっていたかな?」と思う事があります。
もっと、辞める前に考えてたら、違う人生があったのだろうか?と。
皆さんは、仕事を辞めてから後悔しないよう、今後の事をよく考えてから行動してみてください。
どういう選択をするにしろ、きっと良い結果が出るはずです。
以上