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【知育絵本として絶対におすすめ!】おさるのジョージ|おすすめ作品を詳しく解説!

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・2歳~5歳頃を対象とした知育絵本を探されている方
・『おさるのジョージ』絵本シリーズで、おすすめの作品を知りたい方
・『おさるのジョージ』絵本シリーズの種類を知りたい方

TVアニメ『おさるのジョージ』は、NHK Eテレ(教育テレビ)や、動画配信サービス(Hulu、Amazonプライムビデオ等)で放送されており、1度はご覧になった事があるのではないでしょうか。

この『おさるのジョージ』は、1941年に発売された絵本「Curious George」に登場するキャラクターです。日本では、1954年に絵本「ひとまねこざる」として出版され、今では『おさるのジョージ』に名前を変えて広く知られるようになりました。

好奇心旺盛で愉快なジョージは、「考える」「観察する」「挑戦する」ことが得意。時には失敗もしますが、周りの人を巻き込みながら、トラブルを解決していきます。これが、とても”知育”に適しているのです。

この『おさるのジョージ』をTVアニメでご覧になっている方が多いと思いますが、絵本でも1回読んでみませんか?

私は、これまで、『おさるのジョージ』シリーズの絵本を30冊以上読んできました。
もちろん、TVアニメも良いのですが、絵本で読んだ方が、”知育”の力をより感じられると思います。

そこで、私が『おさるのジョージ』を知育絵本としておすすめする理由と、おすすめの作品をご紹介したいと思います。

1.『おさるのジョージ』の絵本は、4種類に分けられる?

『おさるのジョージ』絵本は、以下の4種類に大きく分けられます。
どれも、主人公はおさるのジョージで、対象年齢は、3歳前後~5歳頃となります。

(1)旧シリーズ:「ひとまねこざる」

1941年、シリーズ第1作となる『ひとまねこざるときいろいぼうし』が発行されました。作者は、H.A.レイ(ハンス・アウグスト・レイ)とマーガレット・レイの夫妻になります。著者名は、M.&H.Aレイとなります。

(2)新シリーズ:「おさるのジョージ」 

旧シーリーズ『ひとまねこざる』の作者(H.A.レイ)が亡くなった後、『ひとまねこざる』を原案に、1998年より、ヴァイパー・インタラクティヴによって制作されたシリーズです。

(3)アニメ「おさるのジョージ」 絵本

NHK Eテレ(教育テレビ)のTVアニメ『おさるのジョージ』をもとに作られた絵本です。

絵のタッチが変わり、キャラクター性がより引き立ちます。
前シリーズよりも、言葉の表現がやわらかく、比較的文章が短いので読みやすいのが特徴で、私は、アニメ絵本シリーズの方が好きです。

(4)アニメ「おさるのジョージ」 ちしき絵本 

TVアニメシリーズ「おさるのジョージ」のちしき絵本シリーズです。「海」「菌」「宇宙」などをテーマに、物語が展開されていきます。

対象年齢は3歳~5歳以上となり、上述の①②③よりも文章が長いです。

難しい言葉も出てくるのですが、わかりやすい解説付きなので安心です。大人も勉強になる内容になっています。

2.知育絵本としておすすめする理由

私が、『おさるのジョージ』を知育絵本としておすすめする理由は、以下の通りです。

(1)「考える力」「観察力」「行動力」を養える

ジョージは、好奇心旺盛で、「考える力」「観察力」「行動力」を持ち合わせており、それが物語で描かれています。

「これは何かな」「これは不思議だな」と思ったら行動に移すことが良いことで、それがおもしろい、といことを、子どもが知る良いきっかけとなる絵本だと思います。

(2)「てにをは」が正しく使われている

ナレーションの語りがメインで、話が展開されていきます。なので、「てにをは」が正しく使われていて、語彙力を高めるのにぴったりです。

3歳前後を対象にした絵本は、「てにをは」より、テンポが重視されていて、「てにをは」が正しく使われていないこともありますが、『おさるのジョージ』なら安心です。

(3)テーマのジャンルが幅広いため、知識が増える

『おさるのジョージ』では、「宇宙」「星」「菌」「動物」「天気」「農業」「数字」「歴史」「化石」など幅広いジャンルが、テーマに取り上げられています。
そのため、絵本を読むだけで、知識が増えちゃうのです。大人も知らないことが書かれているので、大人も一緒に勉強できちゃいますよ。

(4)センスのある言葉選びで、わかりやすい!

『おさるのジョージ』の物語は、なんといっても”わかりやすい”です。

「宇宙」「天気」「天気」など、いざ子どもに説明しようとすると言葉に詰まってしまいませんか?

でも、『おさるのジョージ』なら、とてもわかりやすく説明してくれるので安心です。
この絵本を読むと、わかりやすく説明するための”言葉の選び方”を大人も学べちゃうのです。

3.『おさるのジョージ』絵本シリーズのおすすめ作品 7選

私は、『おさるのジョージ』の絵本を30冊以上読んできました。その中で、特におすすめの作品をご紹介します。

(1)アニメおさるのジョージ 「あしたてんきになあれ」

(原作)H.A.レイ・M.レイ(翻訳)エリカ・ザッピ―(テレビアニメ脚本)チャック・テイトリー(訳)山北めぐみ(出版社)‎ 金の星社

あらすじ:
雨が降ってきたり、風が強いと外で満足に遊ぶことができません。ジョージは、天気を事前にわかることはできないかと、きいろい帽子のおじさんに尋ねました。すると”よぞらがあかいと、ふなのりはゆかい”という言葉を教えてくれました。まっかなゆうやけをみた次の日は、晴れる、という意味です。
そこで、ジョージは、その日の空の様子を絵に書いて観察していくことにしました。。。

おすすめポイント

私の息子に、この絵本を読み聞かせた次の日の夕方も、まっかな夕焼けでした。それを見た息子は、「明日は晴れだね」と言っていたのが今でも印象的です。
“観察することで新たな発見があること”を知り、”なぜ天気が予測できるのか”に興味をもつきっかけになる、素晴らしい絵本だと私は思います。

(2)アニメおさるのジョージ 「いかだにのって」

(原作)H.A.レイ・M.レイ(翻訳)エリカ・ザッピ―(テレビアニメ脚本)チャック・テイトリー(訳)山北めぐみ(出版社)‎ 金の星社

あらすじ:
おさるのジョージは、都会を離れ、黄色い帽子のおじさんと田舎の別荘に出かけました。おさるのジョージは、一人でいかだに乗り、アヒルにエサをあげていると、いつのまにか、いかだは岸を離れて、遠くに流れてしまいました。迷子になったジョージは、帰るために、目印を探し、地図を書くことにしたのです。いったい、ジョージは帰れるのでしょうか?

おすすめポイント

道を歩くときに、目印を見つけておくことの大切さ。そして、目的地に行くには地図が重要であることを学ばせてくれます。

この絵本の対象年齢は、3歳~5歳ごろ。まだ、大人と一緒に行動するのが当たり前の時期で、子どもは、道なんて覚えなくても問題ありませんよね。
でも、いつか一人で行動するようになったら、、、そんな先のことを見据えながら、子どもと一緒に絵本を読むのも良いですね。

(3)アニメおさるのジョージ 「とんでとんで」

(原作)H.A.レイ・M.レイ(翻訳)マーシー・ゴールドバーグ・サックス&プリヤ・ギリデサイ(テレビアニメ脚本)チャック・テイトリー(訳)山北めぐみ(出版社)‎ 金の星社

あらすじ:
今日は、お隣のレンキンスさんが、気球を見せてくれます。大きな扇風機のスイッチを入れると、大きな布がみるみる膨れていきます。そして、バーナーに火を付けると熱い空気でいっぱいになり、気球は浮かび上がります。ジョージは、友達のビルと気球に乗り、バードウォッチングをする事になりましたが、ロープがほどけてしまい、空高く、風に流されていきます。このあと、ジョージとビルはどうなってしまうのでしょう?

おすすめポイント

この絵本では、”なぜ気球が空を飛ぶことができるのか”、”バーナーの火が消えたら、気球はどうなるのか”などが学べます。
あまり接する機会の少ない、気球。だから、より興味が湧いて、なんだかワクワクしてしまう。そんな楽しい絵本です。

(4)アニメおさるのジョージ 「ドーナツこわい」

(原作)H.A.レイ・M.レイ(翻訳)モニカ・ぺレス (テレビアニメ脚本)ジョー・ファロン(訳)山北めぐみ(出版社)‎ 金の星社

あらすじ:
今日の朝ごはんは、ドーナツと卵なのに、卵が冷蔵庫にありません。ジョージは、卵の数を紙に書こうとしましたが、卵がないので、書けません。黄色い帽子のおじさんは、卵がないときは、”ゼロ”と書けばいいことを教えてくれました。
このあと、ジョージは、一人でドーナツ屋に行くことになるのですが、またトラブルが起こってしまします。

おすすめポイント

数字を子どもにわかりやすく説明するのって、意外と難しいのですよね?
この絵本では、”0(ゼロ)”は、何もないことを表すこと。”0”が他の数字の横にある時はまた別の意味になること、をわかりやすく教えてくれます。

(5)アニメおさるのジョージ ちしきえほん 「わるいきんをやっつけろ」

アニメ おさるのジョージ ちしきえほん わるいきんをやっつけろ

(原作)H.A.レイ・M.レイ(訳)山北めぐみ(出版社)‎ 金の星社

あらすじ:
いつも元気なジョージが、ある日、風邪を引いてしまいました。黄色帽子のおじさんは、ジョージの体は細菌とたたかっていることを教えてくれます。どうやったら、細菌は追い出すことができるのか、と考えながら、ジョージは眠りにつきました。
夢の中で、ジョージは小さくなり、自分の体の中に入っていきます。そこで細菌たちに出会うのです。一体、ジョージは、細菌たちを追い出すことはできたのでしょうか。

おすすめポイント

「なぜ、風邪をひくのか?」「細菌とはなにか?」が、この絵本では描かれています。

細菌をやっつけるために、手を洗うことが重要であることも描かれています。手洗いが嫌いなお子さんでも、手を洗うようになってくれるかも?

(6)アニメおさるのジョージ 「オタマジャクシはカエルのこ」

(原作)H.A.レイ・M.レイ(訳)山北めぐみ(出版社)‎ 金の星社

あらすじ:
ジョージは、育てることになったオタマジャクシを湖に放してしまいます。ところが、見失ってしまい、そこにいたのは、オタマジャクシに似たヘンテコな生き物(しっぽが生えて、足が2本)。それから時間が経ち、たまたま立ち寄った博物館で、以前見かけた変な生き物が、オタマジャクシであったことに気づいたのです。それから、湖に探しに行くと、ヘンテコな生き物がいなくなっていたのです。
いったい、オタマジャクシはどこに行ってしまったのでしょう?

おすすめポイント

カエルの成長がわかりやすく描かれていて、3歳の子どもでも分かりやすい内容です。なぜオタマジャクシがいなくなったのか、おさるのジョージと一緒に考えながら学べて、とても楽しめます。

(7)アニメおさるのジョージ ちしきえほん 「やさい すくすく」

あらすじ:
黄色い帽子のおじさんとビスゲッティさんのレストランに訪れたジョージは、レストランの屋上の畑で野菜を育てていることを知ります。いつもスーパーに並んでいる野菜が、なぜ畑にあるのでしょう?ジョージはびっくりします。
ジョージは、ビスゲッティさんとレストランの屋上の畑に行ってみることになりましたが、このあとトラブルが待ち受けています。このあと、一体どうなるのでしょう?

おすすめポイント

野菜がスーパーに並ぶまでのしくみや、どうやって野菜が育つのかを学べる内容になっています。ジョージの勘違いでトラブルが起きてしまいますが、それがなんとも可愛らしくて、楽しい絵本です。

4.さいごに

いかがでしたでしょうか?

『おさるのジョージ』の絵本を読むと、知識が増え、さらには、「考えること」「観察すること」「挑戦すること」のおもしろさを知ることができるでしょう。

このシリーズの絵本を読み進んでいくと、大人も知っているようで、実は知らないこともでてくるでしょう。なので、大人も、飽きずに、そして楽しんで、読み聞かせができると思います。

『おさるのジョージ』の絵本は、”子ども”から”大人”まで、学べて、楽める、すばらしい作品ですので、是非、興味のある方は、『おさるのジョージ』の絵本を読んでみてください。

以上

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