(本記事は、2023年9月13日に更新しました。)
子どもの食べこぼしや雨の日のジメジメなどで生じた、いや~なベタつき汚れ、皆さんはどのように掃除されていますか?
私は、以前まで、クイックルワイパーで床拭き掃除をしていました。
しかし、ウェットシートがすぐ乾いてしまうので、シートの取り換えが何度も発生。とても時間とストレスがかかるものでした。
そんな時に私が出合ったのが、吸引と拭き掃除が同時にできる『Tineco(ティネコ)の ”Floor One S3 ”水拭き掃除機』。
我が家に、Tinecoの水拭き掃除機を導入したことで、床拭き掃除の時間が短縮し、これまでベタついていた床がよみがえったのです。
病みつきになるほど、床がサラサラして気持ち良い!
Tinecoの水拭き掃除機は、「床を丸洗いしたい!」という方に、ぜひ使って頂きたい商品です。
本記事では、「Tinecoの水拭き掃除シリーズとは何か」「約2年間使ったレビュー評価(メリット・デメリット)」などについて、詳しく解説していきます。
1.Tinecoって、どこ国の会社?
Tinecoは、中国のテクノロジー企業であるEcovacsグループの子会社で、スマートな電気掃除機を中心に手掛けています。
Tineco掃除機が、日本で販売開始されたのは、2018年です。Tineco公式ホームページやAmazonなどで購入できるようになりました。
Ecovacsグループは、世界的なロボット掃除機ブランドである”Ecovacs Robotics”も手掛けており、掃除機のパイオニアです。
そのため、日本には、まだ馴染みの薄いTinecoですが、”Ecovacs Robotics”を手掛けるEcovacsグループが生み出したブランドであれば、安心ができますね。
2.Tinecoの水拭き掃除機シリーズっていくつある?
Tinecoの水拭き掃除機は、23年9月13日現在で、次の4シリーズが販売されています。
iFloor2 | iFloor3 | \本記事で紹介/ Floor One S3 | Floor One S5 Combo | |
価格(23/9/12現在) | 26,800円 | 37,800円 | 46,800円 | 62,800円 |
重さ | 3.7kg | 4.5kg | 4.5kg | 3.8kg |
サイズ(cm) | 69.1×36.5×28.7 | 73×32×29 | 73×32×29 | 66.8×33×28.5 |
2in1機能 | × | × | × | 〇 (ハンディモード) |
吸引 | 強力な吸引 | 吸引力と水の自動調整 | 吸引力と水の自動調整 | |
浄水タンク容量 | 0.53L | 0.6L | 0.6L | 0.5L |
汚水タンク容量 | 0.4L | 0.5L | 0.5L | 0.45L |
ノイズ | 82dBA | 78dBA | 78dBA | 78dBA |
バッテリー容量 | 2500mAh | 3000mAh | 4000mAh | 2500mAh |
稼働時間 | 約22分 | 約25分 | 約25~35分 | 約15~20分 |
Amazon販売時期 | 2021/6/17 | 2020/5/22 | 2020/5/22 | 2021/9/12 |
その他特徴 | – | – | iFloor3の進化版 | ヘッド・ローラー改良 |
表1.比較表の通り、「Floor One S5 Combo」が最上モデルとなり、他シリーズにはないハンディモードがついています。しかし、タンク容量や稼働時間は、「Floor One S3」の方が大きく、シリーズによって機能や利点が異なります。
Amazonや楽天市場でも、「Floor One S5 Combo」と「Floor One S3」の2機種が高評価のレビューが多いです。
3.Tineco Floor One S3 掃除機の使い方:7ステップ
Tineco Floor One S3掃除機の使い方について、解説していきます。
ステップ1:専用洗剤を用意する
まず、専用洗剤を用意します。蓋を外し、その蓋に洗剤を入れます。
ステップ2:浄水タンクに、洗剤と水を入れる
浄水タンクに、ステップ1で用意した洗剤を入れた後、MAX線まで水を入れます。
ステップ3:電源を入れて、掃除を開始
電源を入れて、掃除機をかけていきます。(掃除機のかけ方は、普通の掃除機と同じです。)
ステップ4:汚水タンクを空にする
お掃除が終わったら、次はお手入れに移ります。
本体から汚水タンクを取り外し、ゴミを取り除き、汚水を捨てます。
これでも、1週間前にTineco掃除機をかけたのですが、水がとても濁っています。
家の床は、こんなにも汚れているんですね。
ステップ5:浄水タンクに、専用洗剤と水を補充する
浄水タンクの液がなくなっていれば、洗剤と水を補充します。(ステップ1~2を参照ください)
ステップ6:充電器にセットし、セルフクリーニング開始
充電器にセットし、赤枠部分のボタンを押すと、セルフクリーニング(自動洗浄)が開始されます。
「セルフクリーニングが完了しました」という音声が流れたら、完了です。所要時間は、約5分。
ステップ7:各パーツを洗ってから乾燥させる
本体から、「ローラーカバー」「ローラーブラシ」「HEPAフィルター」「フローター」「汚水タンク」を取り外し、洗います。その後、しっかり乾燥させます。
4.使ってみて分かった!Tineco Floor One S3 のデメリットとは?
私は、Tineco Floor One S3を約2年間使ってきました。そこで感じたデメリットを次の通り解説します。
本体が重たい
通常のコードレス掃除機は、重量2kg前後です。
一方、Tinecoの掃除機は、4.5kgもあり、片手で持ち上げるには重いです。
Tinecoの掃除機は、自走式のため、力を入れずに前に進んでくれるので、平面をお掃除するのには何も不自由ありません。
しかし、階段など、掃除機を持ち上げる場合には不向きでしょう。
吸引だけにできない
Tinecoの掃除機は、「吸引」と「水拭き」がセットで動作します。
そのため、「吸引」だけにすることができません。
そのため、「水拭きは、たまにで良い、、」という方は、吸引掃除機と2本持ちが良いでしょう。
汚水タンクと浄水タンクの容量が少ない
汚水タンクの容量は、500ml。浄水タンクの容量は、600mlしかありません。
70㎡の部屋でも、掃除からセルフクリーニングまでの間に、「汚水タンクの中身を捨てる」「浄水タンクを補充する」という作業が2回は必要になります。(作業の詳細は、3章をご覧ください)
壁際が掃除しにくい
上の写真は、「Floor One S3」を使った時のものです。
やはり、壁際の汚れは、取れにくいです。
別シリーズ「Floor One S5 Combo」では、ヘッドローラーが改良され、壁際の汚れも掃除しやすくなっているようですよ。
5.使ってみて分かった!Tineco Floor One S3 のメリットとは?
Tineco Floor One S3を2年間使ってみて分かった、メリットについて解説していきます。
コードレスで、お掃除がラクラク!
コードレスなので、お掃除する場所を選びません。
「吸引」と「拭き」が同時にできちゃう
この商品の最大のメリットは、なんといっても、「吸引」と「拭き」掃除が同時にできるところ!
掃除機をかける前と後を比較してみました。次の写真をご覧ください。
掃除機をかける前は、糸や白い粉などがたくさんありますが、掃除機を掛けた後は、きれいに消えているのがよくわかります。
「掃除機を掛けてから、拭き掃除しないといけない、、」
そんな面倒だった床拭き掃除が、Tineco Floor One S3掃除機さえあれば、ササッと掃除ができちゃうんです!
セルフクリーニング(自動洗浄)が可能
床汚れを除去してくれる、ブラシローラー。
しっかり汚れを取ってくれる分、お手入れが面倒ですよね。
Tineco掃除機なら、セルフクリーニングボタンを押すだけで、ブラシローラーをクリーニングしてくれます。
床を丸洗いできる
専用洗剤を使い、床を丸ごと洗い、除菌することができます。
掃除機をかけた後は、家の中が、洗浄液のさわやかな香りでいっぱいになります。
また、床がサラサラになるので、とても良い気分♪
自立式で、もう置き場に困らない
自立式の掃除機はめずらしいですよね。壁に立て掛ける必要がないので、お掃除を中断しても置き場に困ることはありません。
ローラーブラシやフィルターの洗い替えがついてくる!
Tineco Floor One S3 掃除機を購入すると、本体含めて計7点が付属してきます。
①本体(ローラーブラシ、HEPAフィルター付)
②Tineco 水拭き掃除機専用洗剤480ml ×1本
③クリーニングツール(お手入れ時に使用するブラシ) ×1
④充電スタンド ×1
⑤アダプタ ×1
⑥ローラーブラシの予備 ×1
⑦HEPAフィルター 予備 ×1
ローラーブラシ(⑥)やHEPAフィルター(⑦)の洗い替えがあるのはうれしいですね。
もちろん、その他にも必要なもの全てが揃っていますので、買ったその日から使うことができますよ!
6.Tineco掃除機は、セールで買うと1万円以上お得!
Tinecoの掃除機を取り扱う店舗が少ないですが、ネットショッピング「Amazon」「楽天市場」であれば、購入することができます。
オススメの購入時期は、「Amazon」「楽天市場」のセール時期です。
特に「Amazon」であれば、タイムセールやプライム感謝際、ブラックフライデーなどほぼ毎月実施されるセールで安くなります。
Amazonの「季節先取りセール(23年9月1日~9月4日)」、「プライム感謝際(23年10月14日~15日)」での価格は、以下の通りです。
iFloor2 | iFloor3 | Floor One S3 | Floor One S5 Combo | |
定価(23/9/13時点) | 26,800円 | 37,800円 | 46,800円 | 62,800円 |
季節先取りセール価格(23/9/1時点) | 20,100円 | 26,460円 | 35,100円 | 47,100円 |
プライム感謝祭(23/10/1時点) | 26,800円 | 26,460円 | 43,960円 | 43,960円 |
お値段が、数千円~1万円以上も安くなりますので、急がない限りは、セール時期を待って購入しましょう。
→楽天セール開催時期をチェック
→Amazonセール時期をチェック
Amazonであれば、セール期間外でも20%offクーポンが配られている場合があります。
チェックしてみてくださいね。
6.Tineco掃除機の消耗品は?
Tineco Floor One S3 掃除機を約2年間使ってきて、買い替えた消耗品は、次の3点です。
・Tineco ティネコ水拭き掃除機専用洗剤
・HEPAフィルター
・ローラーブラシ
(1)Tineco ティネコ水拭き掃除機専用洗剤
本体を購入すると、洗剤1本が付属してきますが、それ以降は、定期的に購入する必要があります。
ネットショッピング「Amazon」か「楽天市場」で購入することができます。
2023年9月時点の最安値は、2本セット2,890円です。
ここ1年で、4千円台に値上がりしたり、売り切れていたりすることもありましたので、2本セット2,890円で販売されているのを見たら、すぐに購入しましょう。
洗剤にしてはお値段が高いですが、1回の掃除で少量しか使いませんので、長持ちします。
私の場合は、1本の洗剤で、1年6か月(1か月2回使用)ぐらい使えました。
(2)HEPAフィルター
3章ステップ7で解説の通り、HEPAフィルターは、乾燥が不十分だと生乾き臭がします。
お手入れをしても臭いが取れない場合は、本体とセットでついてくる予備品か、新品に取り換えしましょう。
2023年9月13日現在では、HEPAフィルターは、互換品しか販売されていませんでした。
(3)ローラーブラシ
3.ステップ7で解説の通り、HEPAフィルターと同様に、ローラーブラシも、セルフクリーニングのあとにしっかりと乾燥させる必要があります。
ローラーブラシは、乾くのに時間がかかりますので、冬場は特に臭くなってしまうこともあります。
上述の(2)HEPAフィルターから臭いが発生していない場合は、ローラーブラシが原因かもしれません。
お手入れしても臭いが消えない場合は、本体にセットでついてくる予備品か、なければ新しく買いましょう。
6.さいごに
いかがでしたでしょうか?
クイックルワイパーで床拭き掃除をするより、Tinecoの水拭き掃除機を使用する方が、圧倒的にきれいになりますし、時短になります。
「床を丸洗いしたい!!」と思っている方には、本当におすすめの商品です。
ぜひ、お試しください。
以上